介護現場で使う用語集


や行

夜間せん妄(やかんせんもう)

夜間に起こるせん妄で、昼間には症状が落ち着いていることが多い。

 

ヤングケアラー

家族の介護を担わなければならない18歳未満の子どものこと。

 

ユニットケア

個別ケアを実現するために自宅に近い環境整備を行い、個々の個性や生活リズムを尊重しながらサポートする介護のこと。

 

要介護更新認定(ようかいごこうしんにんてい)

原則12ヶ月ごとに更新の手続きが必要。

有効期間満了の前に手続きを行う。

 

要介護状態(ようかいごじょうたい)

身体上又は精神上の障害があるために、入浴・排泄・食事などの日常生活における基本的な動作の全部または一部について、6ヶ月継続して常時介護を要すると見込まれる状態。

要介護1~5で区分される。

 

要支援状態(ようしえんじょうたい)

要介護状態となる恐れがある状態で、身体上又は精神上の障害があるために一定期間継続して日常生活を営むのに支障があると見込まれる状態であって、要介護状態以外の状態。

要支援1~2で区分される。

 



ら行

ライフサイクル

人生周期や生活周期ともいわれる。

乳児期、幼児期、学童期、思春期・青年期、成人期、壮年期、老年期の7段階をたどる。

 

理学療法士(りがくりょうほうし)

PT(Physical Therapist)

運動機能の回復・維持・悪化予防を目的とし、物理療法などを用いて治療をおこなう医学的リハビリテーションの専門職。

国家資格であり免許が必要。

 

離床(りしょう)

寝ている状態から起きること。

この時に行う介助は「離床介助」という。

 

流動食(りゅうどうしょく)

噛まなくても食べられる、流動態の消化のよい食事のこと。

重湯(おもゆ)、野菜スープなど。

 

留置カテーテル(りゅうちかてーてる)

膀胱内に留置されたカテーテルのこと。

 

レスパイトケア

介護者が一時的に介護から解放され、リフレッシュや休息をとれるようにするための支援のこと。

 

ろう便(ろうべん)

自分が排泄した便を素手でいじる、周囲になすりつける、口に入れるなどの行為のこと。

便を排泄物と認識できないために起こる行動。

 

老老介護(ろうろうかいご)

65歳以上の高齢者が、65歳以上の高齢者を介護している状態。

 



わ行