介護現場で使う用語集 は行


肺炎(はいえん)

細菌やウィルスが肺に入り、肺胞や配管室に炎症を起こす。

 

徘徊(はいかい)

一般的な意味では「あてもなく動き回ること。」だが、認知症の人は物事をうまく伝えられない人もいるため、尿意や便意、不安などで歩き回ることもある。

 

背臥位(はいがい)/仰臥位(ぎょうがい)

仰向けで寝た状態

 

バイタルサイン(vital signs)

呼吸数、体温、血圧、脈拍の4項目を基本とする。

「バイタル」と略される。

「VS」「V/S」=vital signsの略。

 

排尿障害(はいにょうしょうがい)

排尿サイクルの過程に異常をきたす状態

尿をうまく出せないことを「排出障害」

尿をうまく貯められないことを「畜尿障害」

 

ハイムリック法

外因性異物によって窒息しかけた患者を救命する応急処置。

ハイムリッヒ法、腹部突き上げ法(ふくぶつきあげほう)、上腹部圧迫法(じょうふくぶあっぱくほう)とも呼ばれる。

 

廃用症候群(はいようしょうこうぐん)

過度に安静にすることで、身体能力の大幅な低下や精神状態に悪影響をもたらす症状のこと。

生活不活発病とも呼ばれる。

 

白内障(はくないしょう)

目の水晶体が混濁して透明性が失われ、視力が低下する病気。

先天性と後天性がある。

 

バルーンカテーテル

膀胱にカテーテル先端部分を留置し、尿を体外へ導き排泄するために使用される。

経尿道的バルーンカテーテルともいう。

 



p/o (per os)

経口投与のこと。

「p.o.」と記載する場合もある。

手術後を意味するPO (postoperative)というのもカルテ記入の際には使われる。

 

BP (blood pressure)

血圧のこと。

正常値は、

収縮期血圧(最大血圧)130未満(120~129)

拡張期血圧(最小血圧)85未満(80~84)

 

非言語コミュニケーション

NVC(non-verbal communication)

言葉以外の手段によるコミュニケーションのこと。

 

被保険者(ひほけんしゃ)

保険の対象となる人のこと。

 

日和見感染(ひよりみかんせん)

免疫力が低下し、健康な状態では問題とならないような病原体に感染することにより発症する感染症のこと。

 

病態食(びょうたいしょく)

病態に配慮して特別に調整した食事のこと。

 



VDS(vor dem Schlafen)

就寝前を意味するドイツ語。

カルテや処方箋などの記載の際に使われる。

v.d.sと記す場合もあり。

 

腹圧性尿失禁(ふくあつせいにょうしっきん)

お腹に力が入ったときに尿漏れしてしまう病気。

咳、くしゃみなどでも漏れを生じる。

 

浮腫(ふしゅ)

むくみのこと。

組織の間に病的に水分物質が生じた状態。

 

伏臥位(ふくがい)/腹臥位(ふくがい)

うつぶせの状態

 

プライマリ・ケア

普段から何でも診てくれたり、相談に乗ってくれる身近な医師(主に開業医)による医療。

 

プルス(Puls)

脈拍を意味するドイツ語。

正常値は60~80回/分(安静時)

表記する場合は「P」と略される。

 

フレイル

加齢によって心身が衰えた状態のこと。

 



PEG(ペグ)

Percutaneous Endoscopic Gastrostomyの略。

経皮内視鏡的胃ろう造設術のこと。

胃ろうを作るための手術。

 



ポータブルトイレ

室内用の持ち運びができるトイレ。