介護現場で使う用語集 た行


脱水症状(だっすいしょうじょう)

体内に必要な水分が不足している状態のこと。

頭痛や吐き気を引き起こすこともあり、重度になると死につながる危険もある。

 



チアノーゼ

血液中の酸素濃度が低下し、皮膚や粘膜が青紫色である状態のこと。

口唇、鼻先、耳たぶ、指先などでみられやすい。

 

地域包括支援センター

(ちいきほうかつしえんせんたー)

市町村が設置主体となり、地域住民を包括的に支援することを目的とした施設。

 

チームケア

介護を必要とする方のケアを、医師・看護師・介護士など異なる専門職が一つのチームを組んで行うこと。

 

痴呆症(ちほうしょう)

認知症のこと。

痴呆という言葉は人格を無視した表現であり、イメージも良くないため、現在では使われない。

 

中心静脈栄養

(ちゅうしんじょうみゃくえいよう)

TPN(Total Parenteral Nutrition)

鎖骨下静脈などの中心静脈にカテーテルを留置し、高カロリー輸液などの完全な栄養を、静脈的投与すること。

 IVHと呼ばれることもあるが、TPNの方が適切という意見もある。

 

腸閉塞(ちょうへいそく)

さまざまな原因により、腸管の流れが途中で阻害されてしまう状態のこと。

小腸や大腸が詰まってしまうこと。

腸内に食べ物や胃液やガスなどがたまり続け、腹痛・吐き気・嘔吐などの症状を引き起こす。

 



椎骨(ついこつ)

頭側から頚椎(けいつい)7個、胸椎(きょうつい)12個、腰椎(ようつい)5個がありその下に、仙椎(せんつい)、尾骨(びこつ)がある

椎骨が連結したものを脊椎(せきつい)と言う。

 

椎体(ついたい)

椎骨の円柱状の部分。

 

爪白癬

白癬菌(はくせんきん)というカビが手や足の爪に増殖して起こる感染症。

 



低栄養(ていえいよう)

栄養バランスが崩れ、身体に必要なエネルギーが不足している状態。

 

摘便(てきべん)

肛門から指を入れて便を摘出する医療行為。

 

てんかん

てんかん発作を繰り返す脳の病気。

突然意識がなくなる、全身が痙攣するなど、人により症状は異なる。

 



統合失調症(とうごうしっちょうしょう)

幻覚や妄想という症状がでる精神疾患。

 

導尿(どうにょう)

自分でカテーテルを尿道口に入れて膀胱から尿を出すこと。

自己導尿ともいう。

 

糖尿病(とうにょうびょう)

インスリン分泌低下などにより、インスリンが十分に働かなくて血糖が増えてしまう病気。

 

独居老人(どっきょろうじん)

一人暮らしの高齢者。