(Alzheimer's disease; AD)
アルツハイマー型の主な症状
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初期段階は、記憶を担う「海馬」が損傷されるため”もの忘れ”が見られます。
加齢による”もの忘れ”とは特徴が異なり、最近のことを忘れてしまう部分的な”もの忘れ”ではなく全体そのものを忘れてしまう等があります。
その他には、見当識障害(日時/季節/昼と夜がわからなくなる等)、実行機能障害(普段行っていたことが上手くできなくなる等)がみられはじめます。
ご自身の置き忘れなのに、”物を盗られた”という妄想がみられることもあります。
中期になると、通りなれた道でも迷ってしまう/自宅なのにトイレの場所がわからなくなる等があり、日常生活に必要な動作ができなくなりはじめます。
この頃より支援が必要な場面が増えていきます。
身体能力が衰え、歩行能力/食事動作/排泄行動等、で介護が必要になってきます。
身体能力が低下しているので転倒予防や、栄養と水分不足にも気を付けたいところです。
初期~中期は、本人が今まで出来ていたことが出来なくなっていきます。周囲がそのことを責めてしまうと、本人の自尊心は深く傷付けられてしまいます。
さらに言語能力低下も伴っているので、自分の気持ちや伝えたいことがハッキリ伝えることができません。
それがきっかけで無気力になってしまったり、鬱のような状態になってしまうこともあります。
時には、暴言などの二次的症状につながることもあるようです。
後期に至っても、感情は失われにくいため、最期まで”本人の気持ち”を尊重して接することが大切です。
出典:2021.7.20認知症ネットhttps://info.ninchisho.net/
2021.7.20LIFULL介護https://kaigo.homes.co.jp/
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